一台ごとに 塗装仕様書 を起こす。
ツーオブリーク自動車塗装では、車両お預かりから納車までを7段階の社内工程で完結しています。工程の境目に「3日待つ」「外注に出す」ことはありません。ブースの温度、ブースの湿度、膜厚、配合、硬化時間、研磨番手——全部を数値で残し、施工後5年間は再施工を引き受ける体制を整えています。
施工は、書類から始まります。
ご成約後すぐに「塗装仕様書」を起こします。色見本、膜厚、ブース条件、硬化時間、研磨工程を mm 単位で記録。施工中も、都度マイスターが追記していきます。
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01
ヒアリング & 計測 所要 1〜2日
ご来店または出張引取で車両をお預かり。X-Rite MA-T6 を使って分光測色し、ΔE 0.8 以内の色合わせを再現します。旧車オーナー様には当時のカタログ色見本と照合し、差異があれば配合レシピを微調整します。
車両寸法測定 分光測色 施工範囲打合せ
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02
カラーマッチング & 配合レシピ 所要 0.5〜1日
測色データを社内レシピDB と照合します。既存ストック内に近似値があれば翌日施工へ。なければ、PPG Envirobase を基準に染料・メタリック・パールを 0.1g 単位で配合。テストピースを作製し、本施工前にオーナー様へ色確認を行います。
X-Rite 解析 配合レシピ作成 テストピース提示
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03
素地調整 & 脱脂 所要 1〜3日
旧塗膜・サビ・シーリング剤を入念に除去します。P800 → P1200 → P2000 と番手を上げながら水研ぎし、表面粗さを Ra 0.4μm 以下まで整えます。脱脂は IPA + 専用クリーナー、ブロアで繊維を残さないのが当社のルールです。
旧塗膜除去 防錆処理 水研ぎ P800-2000
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04
プライマー & サフェーサー 所要 1〜2日
エポキシ系プライマーを 60μm 吹き付け、UV および IR で強制乾燥。次にサフェーサーを 120μm 重ねて素地との段差を消します。研ぎの工程で出た削りカスは回収し、ブース内への再飛散を防ぎます。
エポキシプライマー サフェーサー120μm UV + IR 硬化
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05
ベースコート塗装 所要 1〜2日
PPG Envirobase の水性ベースコートを 2〜5 層に分けて吹き付け。各層の間には 5分のフラッシュタイム(溶剤揮発待ち)を挟み、ブース湿度を 58% に保ちながら均一に硬化させます。カンディ塗装ではベース層を意図的に薄付けし、透け感を演出します。
水性ベース 2-5層 ブース湿度 58% ΔE 0.8 確認
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06
クリアコート & 硬化 所要 1〜2日
セラミック配合 2K クリアを 2層(合計 80μm)吹き付け、IR 乾燥炉で 60℃・45 分かけて強制硬化。塗膜硬度 2H 以上、研磨後の光沢値(60°)が 92 を超えることを社内基準としています。
セラミッククリア 80μm IR 60℃-45分 硬度 2H 以上
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07
研磨 & 最終検査 所要 1〜2日
P3000 → P5000 → コンパウンド(細・極細)→ ポリッシュの順で研磨。光沢計と膜厚計で全パネルを検査し、施工仕様書に数値を記入します。プロテクションフィルムやセラミックコートをオプション施工する場合もこの工程内で行います。
P3000-5000 研磨 膜厚・光沢検査 施工仕様書発行
標準工期は、8〜14日。
1パネル補修から全パネル再塗装まで、内容によって幅があります。事前に施工仕様書ベースの日程表をお渡しし、施工中もズレがあれば必ずご連絡します。